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ファンデーションが浮く原因と対策とは?

せっかくキレイに化粧をしたのに、時間が経つとファンデーションが浮く、毛穴に詰まってポツポツと悪目立ちをしてしまう…なんて悩みはありませんか?

いくら化粧直しをしても、不自然に厚塗りになってしまったり、ヨレたりするだけでなく、また同じようにファンデーションが浮いたり、毛穴落ちしてしまうんですよね。

そんなファンデーションが浮いてしまう原因と対策についてご紹介します。

しっかりと原因を把握して、対策をすれば、もうファンデーションが浮く悩みから解放されます!

ファンデーションが浮く原因とは?

ファンデーションが浮く原因は、肌の皮脂です。

肌の皮脂が過剰に分泌して、ファンデーションを浮かせたり、毛穴落ちさせたりしてしまうのです。

肌は皮脂があることによって、なめらかに保たれていて、外的刺激から肌を守ったり、肌の表面や水分蒸発を防いで、肌が乾燥しないようにしてくれます。

皮脂は本来肌を守るべきものなのです。

しかし、皮脂が過剰に分泌されてしまうと、ファンデーションが浮くなどの化粧崩れを起こしたり、その他さまざまな肌トラブルも引き起こすのです。

乾燥肌だから、肌の皮脂が少ないと思っている人も大間違いです。

その肌の乾燥が、過剰に皮脂分泌をさせる原因なのです。

また、使用しているファンデーションなどのメイク用品やスキンケア化粧品が問題の場合もあります。

つまり、ファンデーションが浮く原因は大きく2つあり、肌の乾燥と、使用しているメイク用品やスキンケア化粧品です。

それでは、それぞれの原因について詳しくご説明しますね。

ファンデーションが浮く原因 ①:肌の乾燥によるもの

肌が乾燥していると、カサカサしたり、小じわやほうれい線なども目立ったります。

さらに、皮膚の水分不足により、毛穴が下垂して拡張したり、肌のハリや弾力が薄な割れ、毛穴の凹凸も際立ちます。

そのように肌のアラがある状態でメイクをすると、角層の間や、毛穴の凹凸、小じわ、ほうれい線などの間にファンデーションが入り込んで、その分だけ厚塗りになってしまいます。

そして、肌が乾燥していると、肌を守ろうと毛穴から皮脂が過剰に分泌されてくるのです。

つまり、肌のアラの部分にファンデーションを余分に塗り込んだところに、下にある毛穴から皮脂が過剰に分泌され、押し上げられることで、ファンデーションが浮くのです

また、肌の乾燥はファンデーションが浮く原因になるだけでなく、肌のくすみの原因にもなります。

メイク仕立ては肌が明るいのに、時間が経つと肌がくすんで見えるのは、肌の乾燥によるものです。

とくに、目元や頬の周りがくすんだり、乾燥してカサついたりするのに、額や鼻などのTゾーンのファンデーションが浮いたり、毛穴落ちが起きるタイプは、肌の乾燥によって過剰に皮脂分泌がされています。

また、もともとオイリー肌で皮脂分泌が多いと思うタイプも、隠れ乾燥(インナードライ)の人が多く、肌の表面が皮脂で覆われていてテカったり、ベタついたりしますが、肌の内部が乾燥していて水分不足になっているケースが多いのです。

ファンデーションが浮く原因 ②:スキンケア化粧品、メイク用品によるもの

実は、スキンケア化粧品や、メイク用品には、製品のテクスチャーを安定させ、塗りやすくするためや、肌の水分蒸発を防いで乾燥から守るために、油分が配合されています。

スキンケア化粧品やメイク用品の油分も、適度な量ならいいのですが、人によっては多すぎる場合があります。

つまり、肌の皮脂のバランスで、キンケア化粧品やメイク用品の油分の量が多すぎると、ファンデーションが浮く原因になってしまうのです。

とくに、スキンケア化粧品では、乳液やクリーム、日焼け止めなどが多く油分が含まれます。

また、メイク用品でも、化粧下地やファンデーションや、チークなどのポイントメイクにも油分が含まれています。

ファンデーションが浮く悩みがある人は、一度、スキンケア化粧品やメイク用品の油分バランスをを見直す必要があるかもしれません。

とくに、もともと皮脂が多めのオイリー肌タイプの人は、油分が少なめのメイク用品を使うようにしましょう。

ファンデーションだと、パウダー、リキッド、クリームタイプ(BBクリーム、CCクリーム)の順に油分が多くなります。

ファンデーションが浮く悩みがある場合で、リキッドやクリームタイプのファンデーションを使っている場合は、まずは油分の少ないパウダータイプのファンデーションに切り替えましょう。

ファンデーションが浮くのを防ぐ対策


ファンデーションが浮くのを防ぐ対策は、まずは大きく2つです。

1つ目は、「肌をしっかり保湿して、乾燥させないこと」です。

2つ目は、「使用しているスキンケア化粧品やメイク用品を見直して、できるだけ油分の少ないものを選ぶようにすること」です。

スキンケア化粧品では、油分の多い乳液やクリームの使用を控えて、ジェルタイプや美容液に切り替えてみて、ファンデーションが浮かなくなるか様子をみてみましょう。

油分がなくても、保湿系の美容成分が配合されたジェルや美容液なら、しっかりと肌を保湿することができるので、乾燥肌の人でも心配はいりません。

さらに、洗顔の仕方や、化粧下地を見直したり、ファンデーション種類や塗り方を変えるだけでも改善されます!

それでは、具体的な対策についてみていきましょう。

朝の洗顔対策で、ファンデーションが浮くのを避ける!


朝の洗顔は、しっかり洗顔料を泡立てて洗うことが大切です。

朝は時間がないから、水ですすぐだけで済ませてしまう人と思います。

しかし、夜にしっかり洗顔料を泡立てて洗顔していても、寝いている間に皮脂が分泌され、汚れも付着してしまうのです。

だから、朝の洗顔が水ですすぐだけでは、皮脂や汚れを落とし切ることができずに、そのまま肌に残って、ファンデーションが浮く原因になってしまうのです。

それでは、洗顔のポイントについてです。

洗顔のポイント

・洗顔料をたっぷり泡立て、泡で包み込むように優しく洗いましょう。

・洗顔時は、熱すぎないぬるま湯(少し冷たいくらいの30~35度程度の温度)で洗い流す。

洗顔時のぬるま湯の温度が高すぎると、逆に皮脂を落とし過ぎてしまい、肌乾燥や過剰な皮脂分泌を招きます。

また、冷水など温度が低すぎても、毛穴が閉じて、毛穴の中の汚れや皮脂が落ちにくくなってしまいます。

洗顔時の水の温度が高くても低くても、肌に過剰な皮脂を残すことになり、ファンデーションが浮く原因になります。

少し冷たいかな、と思う程度のぬるま湯で、洗い流すことが肝心です。!

忙しい朝の裏技対策!ホットタオル洗顔


朝は忙しいから、洗顔料をしっかり泡立てて洗顔するのはムリ!なんて人も多いはず。

そこで朝の洗顔の裏技対策として、ホットタオル洗顔をご紹介します!

朝のホットタオル洗顔のやり方

ホットタオル洗顔は簡単で、ホットタオルで顔を温めて、拭いて流すだけです。

1.タオルを濡らして、電子レンジ600Wで1分程度温めます。

タオルの厚さによっても変わるので、熱すぎたら少し置いたりして、適温を調節してください。

2.ホットタオルを顔にじんわりとあてて、顔全体を温める。

3.顔全体が温まったら、タオルで顔を拭いて、最後にぬるま湯で洗い流す。

顔全体を温めることで、血行が促進され、毛穴を開いて、皮脂や汚れがスムーズに落ちます。

さらに、肌を温めたことで皮膚が柔らかくなり、スキンケア化粧品の浸透も良くなり、保湿効果も上がって、日中の過剰な皮脂分泌を防ぎ、ファンデーションが浮かなくなります。

化粧下地対策で、ファンデーションが浮く原因をなくす!


まず、化粧下地を使わずに、BBクリームやCCクリームを使っていると、浮く原因になりやすいので、今すぐ化粧下地+ファンデーションに切り替えましょう。

BBクリームやCCクリームは、化粧下地やファンデーションよりも油分が多く含まれているので、浮きやすい傾向があるからです。

それでは、化粧下地の選び方についてです。

通常、化粧下地を選ぶ際は、季節や肌質に合ったものを選びますが、ファンデーションが浮くのを避ける対策としては、皮脂を吸着するタイプの化粧下地を使うことです。

皮脂吸着タイプの化粧下地は、サラッとした使い心地で、肌の余分な皮脂を吸着してくれるので、ファンデーションが浮くことや、毛穴落ち、化粧崩れなどが起きるのを防いでくれます。

ファンデーションの種類と塗り方対策で、浮かなくなる!


ファンデーションの種類を変えるだけでも、ファンデーションが浮くのを避ける対策になります。

ファンデーションにも油分が多く含まれていて、パウダータイプ→リキッドタイプ→クリームタイプ→スティックタイプの順に油分が多くなります。

リキッドやクリーム、スティックタイプなどのファンデーションを使用している人は、パウダータイプに変えるだけでもファンデーションが浮かなくなる場合があります。

乾燥対策で、どうしてもリキッドやクリームタイプがいいという人は、夏の皮脂分泌が多い季節だけ、パウダータイプにしてみるのもいいでしょう。

それでは、ファンデーションが浮くのを防ぐ、塗り方のポイントをご紹介します。

ファンデーションの塗り方のポイント

・化粧下地を塗った後に、すぐにファンデーションを塗らない。

化粧下地がしっかりと肌になじんで落ち着くまで、少し時間を置いて待ちましょう。

化粧下地が肌に密着して落ち着く前にファンデーションを塗ってしまうと、ファンデーションが浮く原因になります。

少し時間を置いて待ってからファンデーションを塗るだけで、化粧持ちがグンと良くなり、ファンデーションが浮くこともなくなります。

・皮脂分泌の多い額や小鼻の周りはファンデーションを薄めに塗る。

脂分分泌が多く、ファンデーションが浮くのが目立つ額や頬などのTゾーンは、しっかりとファンデーションを塗り込むよりも、薄くつける方が崩れにくくなります。

とくに小鼻の周りは厚く塗ると、ポツポツと毛穴落ちする原因にもなるので、他の部分を塗った後にスポンジに残ったファンデーションを軽くポンポンとつける程度でいいでしょう。

まず、ファンデーションが浮くのを防ぐ対策のポイントは、「肌をしっかり保湿して、乾燥させないこと」と「使用しているスキンケア化粧品やメイク用品を見直して、できるだけ油分の少ないものを選ぶようにすること」の2つです。

この2つのポイントを意識して、ファンデーションが浮かないようにケアしていきましょう。