メイクの豆知識

うまくいかない眉毛メイクが簡単にできる!眉毛メイクの仕方とは?

顔の印象を決めるといっても過言ではない眉毛メイク。

でも、なかなか眉毛メイクがうまくいかない!正しい眉毛メイクのやり方がわからない!と困っている人も多いはず。

自分に合った眉毛のかたちや、整え方がわからなかったり、眉毛メイクの順番や、基本的な書き方を知らなったり…

眉毛メイクの仕方は、コツさえ掴めば時間を掛けずに簡単にできるんです。

そこで、意外にわかっていない自分に合った眉毛メイクの順番や、基本の書き方、整え方など、正しい眉毛メイクのやり方についてご紹介していきます。

眉毛メイクのやり方で、重要なのはバランス


眉毛メイクのやり方で、最も重要で難しいポイントは「左右対称に書く」ことです。

眉毛には黄金比があるので、この黄金比を守って書くことです。

眉毛の黄金比とは、①眉頭、②眉山、③眉尻 の3つの理想的な位置のことです。

つまり、①眉頭、②眉山、③眉尻 の3つを理想的な位置におくことができれば、左右対称で美しい眉毛メイクが実現するのです。

それでは、理想的な眉メイクために不可欠な、眉毛の黄金比について、具体的に説明していきます。

理想的な眉毛メイクのための黄金比


バランスがとれた美しい眉毛メイクは、左右対称であることと、①眉頭、②眉山、③眉尻 の3つの理想的な位置によってできています。

ほとんどの人の眉毛は、もともとは左右の高さや太さ、かたちが違います。

この左右の高さ、太さ、かたちを、黄金比に合わせて整えることで、バランスの取れた美しい眉毛メイクになります。

①「眉頭」の位置

眉頭は、眉毛の始まり部分で、鼻筋の延長線上にあることが理想的です。

眉頭のポイントは3つです。

1.鼻筋の真ん中からの距離
鼻筋の中央から、左右の眉頭までの距離を同じにしましょう。

2.眉頭の左右の高さ
眉頭の上下の高さを揃えましょう。

3.眉頭の角度
眉頭のはじまりの角度を左右同じにしましょう。

この3つのポイントが、鼻筋の中央から、左右対称に同じになるように注意することで、理想的な眉メイクに近づきます。

②「眉山」の位置

眉山は、眉毛の一番高い部分で、左右同じ高さとバランスにあると綺麗です。

眉山の位置を決めるときのポイントは3つです。

1.自分の骨格に合わせる
眉山の位置を決めるうえで大切なことは顔の骨格に合わせることです。

目の上の骨を触ったとき、一番高さを感じる部分の上が、だいたいの眉山の位置です。

2.黒目と目尻の中間から、目尻の真上にする
目の上の骨の一番高い部分で、黒目と目尻の中間から、目尻の真上くらいの位置に眉山を決めましょう。

3.左右の眉山の位置を揃える
左右どちらかの眉山の位置を決めたら、もう片方も同じ位置になるように揃えましょう。[/aside]

③「眉尻」の位置

眉尻は、眉毛のおわりの部分で、長めだと大人っぽく、短めだと若々しい印象です。

眉尻の位置は、見せたい雰囲気によって2パターンあります。

1.大人っぽく華やかに見せたいときには、眉尻を長めに
目尻の位置を、小鼻から目尻を結んだラインの延長線上にして、長めに描きます。

2.若々しくカジュアルで健康的に見せたいときは、眉尻を短めに
目尻の位置を、口角から目尻を結んだラインの延長線上にして、短めに描きます。

自分の見せたい雰囲気に合わせて目尻の位置が決まったら、角度は耳の付け根に向かって下ろすようすると、自然でキレイにみえます。

また、眉尻の位置は、眉頭よりも下げないようにすることが大切です。

眉毛メイクの基本の書き方


眉毛の黄金比通りで、かつ左右対称に、眉頭、眉山、眉尻の3つの位置が決定したら、いよいよ眉メイクのやり方についてです。

美しい眉毛メイクに仕上げるためには、いきなりアイブロウで書いていけばいいのではありません。

まず、眉毛メイクの順番があります。

眉毛メイクの順番とは?

美しい眉毛メイクを仕上げるためには、眉毛メイクの順番があり、順番通りに手順を踏んでいくことが大切です。

眉毛メイクの順番としては、まず初めに眉周りや、毛の流れを整えて、眉毛を書く土台を作ります。

土台ができたら、眉毛を書き始めます。

眉毛の基本の書き方としては、中央→眉頭→眉尻の順です。

最後に、長すぎる毛やうぶ毛などをカットして整えます。

それでは具体的に、眉毛メイクの順番の①土台作り、②基本の書き方、③整え方 の3ステップについてです。

眉毛メイクの3ステップ

ステップ①:眉毛を書く土台作り

眉毛周りに油分があると、アイブロウでなめらかに書くことができないので、フェイスパウダーをはたいてサラサラな状態にしましょう。

続いて、眉毛に付着した余計な粉を取ったり、毛の流れを整えるためにスクリューブラシで眉毛をとかします。

スクリューブラシでの眉毛の整え方は、基本的に毛の流れに沿って使うようにします。

眉頭から眉山までは上に向けて、眉山から眉尻までは下に向かってとかしていきます。

眉毛にクセがついているときは、一度毛の流れに逆らってとかすと、毛の流れが整います。

ステップ②:眉毛の基本の書き方


アイブロウはペンシルやリキッド、パウダータイプなど自分の使いやすいものを選びましょう。

眉毛の基本の書き方は、中央→眉頭→眉尻の順になり、ポイントは黄金比で決めた ①眉頭、②眉山、③眉尻 の3つの理想的な位置を結びながら書くことです。

初めは分かりにくいので、①眉頭、②眉山、③眉尻 の3つの位置を、アイブロウで軽く目印(点)をつけておくと良いでしょう。

それでは、それぞれの書き方について具体的にみていきましょう。

●眉毛の基本の書き方

初めのうちは、①眉頭、②眉山、③眉尻 の3つの理想的な位置にアイブロウで点をつけて、それぞれを結んでいくようなイメージで書いていくと、左右対称でバランスの取れた眉メイクになります。

1.最初は、眉頭の内側から書き始め、眉の中央まで書く
眉頭の理想的な位置の少し内側(3㎜程度)から、眉の中央にかけて書いていきます。

眉頭の内側から書き始めることで、自然な眉毛メイクをつくります。

2.印象を決める眉頭を仕上げる
鼻筋を意識しながら、眉頭の理想的な位置に角度を決めて書いていきます。

眉頭のかたちが丸いと女性らしく、角度をつけるほど、凛々しい印象になります。

3.最後に、眉山から目尻までを書く
眉山の理想的な位置から、眉尻までを書きます。

眉尻にかけての角度は、耳の付け根に向かって下ろすようすると、自然でキレイにみえます。

ステップ③:眉毛の整え方


眉毛が書き終わったら、眉毛メイクからはみ出した余分な毛を取り除いていきます。

電気シェーバーや、眉毛用のハサミを使って、余分な毛をカットしていきましょう。

眉毛メイクは、年齢やトレンドなどによって変化するので、毛抜きは使わないようにしましょう。

毛抜きは、生え変わりの毛の向きが不揃いになったり、脱毛の原因にもなったり、毛穴の炎症が起きてしまうこともあります。

それでは、眉毛の整え方について具体的にみていきましょう。

1.眉頭から眉中央の上下部分:長すぎる余分な毛をカットする
眉頭から眉毛中央部分の上部と下部で、眉メイクからはみ出した部分の毛を、眉メイクの上下のラインに沿って、眉毛用のハサミを使ってカットします。

最近の眉毛メイクのトレンドは、ナチュラルな眉頭なので、とくに眉山の上部の毛は、長すぎる毛の先端を軽く切る程度で、きれいに揃えすぎなくて大丈夫です。

また、眉頭下部、眉中央部分の上下の余分な毛も、揃え過ぎて切り過ぎてしまうより、少し長いくらいがナチュラルで自然な仕上がりになります。

2.眉山から目尻上部:うぶ毛をカットする
眉山から目尻の上部にかけて生えているうぶ毛を、眉用のハサミを使ってカットします。

うぶ毛は毛の根元から丁寧に1本1本カットするのがポイントです。

また、眉尻の下部で長すぎる毛があれば、眉尻のラインに沿って、眉毛用のハサミでカットして眉尻先端を整えましょう。

3.眉ラインから離れた毛をシェービングする
まぶたの上の毛や、眉ラインから離れたところに生えている余分な毛を、フェイスシェーバーを使ってシェービングしましょう。

バランスがとれた美しい眉毛メイクは、左右対称であり、①眉頭、②眉山、③眉尻 の3つの黄金比によってできています。

眉毛の黄金比バランスをとって美しい眉メイクをしましょう。