しわの治し方

ちりめんじわができてしまう原因とは?対策方法もあわせてご紹介

女性の代表的な肌のお悩みのひとつが、顔にできてしまう「しわ」ですよね!

「私は若いし、まだ大丈夫!」

と思っていても、ある日鏡をよく見てみると……

「これは?!」

目元や目尻など、表情が良く動く所を中心に、よーく見ると、細かいしわが><

布や紙をクシャッっと縮めたような、細かいしわは、「ちりめんじわ」などと呼ばれ、一番最初に現れてくる種類のしわだと言われています。

初めは細かく、良く見ないとわからないようなしわですが、これを放置してしまうと、だんだんと深い「表情じわ」や「真皮じわ」へと変化してしまうことも(汗)

そうなってしまう前に、ちりめんじわを解決したいですよね!

ここでは、しわの初期段階ともいえる、ちりめんじわができてしまう原因と、その対策方法をお伝えしていきます!

目立たないうちにちりめんじわを撃退して、若々しいお肌をキープしましょう^^

ちりめんじわができてしまう原因

目尻や目の下にできてしまう、ちりめんじわの原因…それは「乾燥」だといわれています。

肌が乾燥することによって、皮膚の一番浅い層である「表皮」にできるしわが、いわゆるちりめんじわなのです。

もう少し詳しく説明すると、通常は、表皮の角質細胞がバリア機能を持っていて、肌を守ってくれているのですが、この角質細胞が乾燥によって壊れてしまうことなどによって、小じわが発生します。

ちりめんじわの対策方法

ちりめんじわの原因は乾燥であり、ちりめんじわを防ぐためには、いかに乾燥から肌を守るかが重要だということがわかりました。

では、実際にどのような対策をとればよいのでしょうか??

先ほど、肌を守ってくれるのが角質細胞であることをお話ししましたが、角質細胞を潤し、しっかりと機能を発揮させてあげることが、乾燥を防いでちりめんじわを防止することにつながります。

ちょっと難しい言葉も出てきますが、この角質細胞について詳しくみてみましょう。

角質細胞の持つ保湿力は主に、以下の2つの成分によって保たれています。

「角質細胞間脂質」・・・主にセラミドで構成される。保湿機能の中心となる成分。

角質細胞の間にすき間なく詰まることでバリア機能も果たす。

「天然保湿因子(NMF)」・・・保湿機能がある。紫外線やストレスで機能が弱まる

これらの成分をキープし、角質細胞の保湿力を上げることで、肌の乾燥を防いでちりめんじわを改善することができるのです。

具体的には、以下のような対策をとるとよいでしょう。

自分の肌に合った保湿化粧品を使う

保湿を目的とした化粧品は数多く販売されています。

これらの中から、自分の肌に合ったものを選ぶことが重要になります。

角質細胞の成分であるセラミドが含まれているものや、天然保湿因子(NMF)を補ってくれるものが保湿には効果的です。

また、壊れてしまった肌のバリア機能を一時的に補ってくれるタイプの化粧品もあります。

可能であれば、サンプルを試すなどして、自分の肌に合った保湿化粧品を選ぶとよいでしょう。

肌の摩擦を避ける

肌の摩擦は、角質層を傷つけ、機能を低下させる原因になります。

クレンジングやメイクの際に、力を入れすぎてしまうと、摩擦が起こってしまいます。

肌に触れるときは、指先の力を抜き、指先と肌の間にクレンジング剤などを挟むような感覚で優しくなじませましょう。

また、目をこするクセや、必要以上の力をかけるマッサージなどにも気を付けましょう。

気温・湿度の変化に注意する

気温や湿度の変化によって、血行が悪くなることがあります。

そうすると新陳代謝が低下し、新しい細胞が生まれにくくなり、肌の保湿力が落ちてしまいます。

季節の変わり目などには、スキンケアの方法も見直し、血行不良や乾燥を防止することが重要です。

特に冬場や、夏場のエアコンの影響で血行が悪くなることが多いので、こうした時期にはよりしっかりとスキンケアやマッサージなどを行うとよいでしょう。

また、紫外線などの刺激も角質細胞の働きを弱めますので、紫外線の多い季節にはUVケアも十分に行いましょう。

睡眠をしっかりとる

睡眠によって細胞の新陳代謝が促されます。

しっかりと睡眠時間を確保し、質の高い睡眠を心掛けることで、肌の保湿機能も回復することが期待できます。

特に睡眠のゴールデンタイムといわれる22時から2時までは、なるべく体を休めることが理想的です。

改善しない場合は皮膚科での治療も

自分なりに保湿ケアなどをしても、肌の乾燥やしわが改善しない場合、肌の状態に合ったケアができていないなどの原因が考えられます。

そうした場合には、専門家である皮膚科医の診断や指導を受けることも検討してみるといいと思います。

自分ではわからなかった原因が特定できたり、肌質に合った製剤の処方を受けることができるでしょう。

まとめ

いかがでしたか??

ちりめんじわの原因は、肌の乾燥にあることがわかりました。

また、乾燥を防ぐためには、自分の肌の状態を知り、状態や季節に応じて、必要な保湿ケアを行うことが重要です。

摩擦や紫外線などのダメージを防ぎながら、肌の保湿機能を補い、回復させてあげることで、ちりめんじわに対抗することができます。

ちりめんじわは、しわの入口ともいえるしわだけに、この段階でしっかりとケアして、しわの進行をストップしたいですね!!