大人ニキビの治し方

周期ニキビを治すためにするべき3つのこと

最近、周期ニキビという言葉をよく聞くようになってきました。

しっかりスキンケアをしているのに、いつも同じところにニキビができる、生理前や日常のイライラ、乾燥が原因で周期的にニキビができてしまうことをいいます。

周期的にニキビができるので、大人ニキビは治りにくいといわれています。

ストレスや生活習慣など様々な原因により、お肌が生まれ変わるサイクルがうまくいっていないのです。

そうなるとお肌の角質が厚くなり、毛穴を詰まらせてニキビを作ってしまうのです。

周期ニキビを治すためには、この悪循環を断つ必要があります。

では具体的に何をしたらいいのでしょうか?

周期ニキビを治すためにするべき3つのことを紹介いたします。

お風呂で周期ニキビ対策

1日の疲れを癒すお風呂は、健康な肌へとよみがえらせてくれるので周期ニキビを予防する効果があります。

シャワーだけで簡単にすますのではなく、湯船につかるようにします。

お風呂は、滞った血行を良くして新陳代謝を高めてくれるのでツルツルの肌へと導いてくれます。

汗をかくことで汗腺を刺激して毛穴をパカッと開いてくれるので、毛穴の奥に詰まった汚れを落としてくれます。

つまり、毛穴の詰まりという周期ニキビの原因を取り除いてくれます。

お風呂での時間を有意義にリラックスして過ごせるように、半身浴をして読書をしてはいかがでしょうか。

本を読むと気分転換になり、いつも忙しくて読書できないという人も毎日少しずつ読んでいくことで、短期間で1冊読むことができます。

ペットボトルに水をいれて水分補給も心がけてください。

単行本は湿気で表紙が盛り上がったりするので、文庫がおすすめです。

タオルに包んでお風呂に持って入り、読む時だけタオルを開きます。

手が濡れていても、意外と本が湿気で波うったりしないものです。

どうしても本が濡れるのが気になるという人は、古本を買ってはいかがでしょうか。

ただあまり長風呂をすると、肌の水分を保つのに必要な皮脂まで無くなってしまいます。

湯に浸かっている時間は20分位を目安にしてください。

入浴剤に「ネロリ」や「オレンジ」などのハーブを使うと、皮膚を保護して保湿効果を高めるので、乾燥しがちな大人のお肌にはおすすめです。

漢方薬で周期ニキビ対策

しつこい周期ニキビを治すためには、体質を改善することも効果があります。

漢方薬は体内のバランスを整えて体質を改善し、自分が持っている自然治癒力を高める薬です。

漢方薬というと、どういうイメージでしょうか?

「体に優しい」、「中国の薬」、「じわじわ効く」などという声が上がると思います。

日本には「西洋医学」と「漢方医学」があって、日本で医者になるためには西洋医学を勉強します。

漢方医学は中国のものと思われがちですが、中国の医学をもとに日本で独自に発展した医学です。

漢方医学で処方される薬が漢方薬です。

漢方薬は一人一人の体質や症状を見ながら処方されるので、同じニキビを治すのでも違う漢方薬が処方されることもあります。

周期ニキビのようにしつこい大人ニキビによく処方されるのは、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」、「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)」などがあります。

漢方薬には自然の植物の葉、茎、根、つぼみ、鉱物、動物などが使われています。

例えば「陳皮(ちんぴ)」という生薬はミカンの皮を乾燥したもの、「生姜(しょうきょう)」はその名のとおりショウガを原料とした生薬です。

そう考えると身近なものに感じると思います。

薬局やドラッグストアでも購入できますが、漢方を扱う病院で相談するのも一つの方法です。

冷凍食品で周期ニキビ対策

周期ニキビを治すにはバランスの良い食生活が大切です。

しかし、そんな事は百も承知で栄養の知識をしっかりと持っている人も多いと思います。

テレビでも雑誌でも栄養や健康は毎日のように話題にもなっています。

しかし、情報がありすぎるので振り回されてしまうこともあります。

怪しい情報に振り回されて健康やお金を失う人も多いのが事実です。

例えば単品ダイエットで卵を朝昼晩3カ月間食べ続けて体調を崩し、コレステロール値がグンと上がったなんてこともあります。

冷静に考えれば卵の食べ過ぎですね。

やはり食事は、バランスが大切です。

しかし、忙しいみなさんには難しいこともあります。

そんな時は加工食品を上手に取り入れてはいかがでしょうか。

市販の加工食品は、添加物が山ほど入っているものもあります。

原材料名をしっかりチェックしてください。

原材料名は、使われている材料の重量の重いもの順に書いてあります。

どんなもので出来ているかが一目で分かります。

カタカナ文字でズラッーと書いてあるのは食品添加物です。

保存や味や見た目をよくするために入れられています。添加物は少ないに越したことはありません。

そこで、数ある加工食品の中でも、冷凍食品を取り入れてはいかがでしょうか。

冷凍食品は、生産から流通まで一貫してマイナス18度以下の低温で保たれています。

食品を急速冷凍したうえで低温貯蔵されているので衛生的です。

腐ったり食中毒の原因になる菌も活動できないので、保存料などの添加物を使用していないことが多いのが利点です。

季節や地域を問わずいつでも出回っていることや長期間保存できるので、まとめ買いができます。

お店が閉まっているような遅い時間に帰ってきたり、天候の悪い日などは、買い物にいかなくてもいいので便利です。

忙しい時の最強の味方になるのではないでしょうか。

まとめ

周期ニキビを治すためにするべきことを紹介しました。お風呂、漢方薬、食事です。お風呂で半身浴をしなければいけないと思うと負担になりますが、読書しようと思うと楽しみに変わります。

食事も作らなけらばいけないと思うと続かなくなりますが、忙しい時は、冷凍食品を使えばいいとすれば余裕が生まれます。

漢方薬も是非参考にしてください。