ニキビを作らない方法

日々の生活習慣の中でニキビを予防する方法とは?

ニキビを予防するためには、洗顔やスキンケアなど様々な方法がありますよね?

けれど、実は多くの人が見逃しがちなのが「生活習慣」なのです。

「洗顔やスキンケアはきちんとしているのに頻繁にニキビが出来る…」という人は日々の生活の中に原因があるかもしれません。

一度見なおしてみましょう

食生活を見なおして!

まず見なおすべき部分のひとつとして「食生活」があります。

不規則な食生活をしてない?

まずは日々の食生活を見なおしてみましょう。

例えば、自炊など「人の手によって作られた食事」をきちんと摂っていますか?

きちんと3食食事を摂っていなかったり、摂っていたとしても、3食ともコンビニや外食、ファーストフードなどで済ませてしまっていませんか?

栄養バランスの悪い食事ばかりとっていると身体の隅々まで必要な栄養分が行き届かず、肌荒れなどの原因になってしまうことがあります。

ニキビももちろんその「肌荒れ」の中に含まれていますので、日々の食事のバランスが崩れてしまっている人はまずはそこを見直す必要があるのです。

ニキビを予防できる食品を取ろう

「きちんと3食自炊して食べてるんだけど…」という人は、基本的なバランスは問題ないかと思うので、その食事の中に「ニキビ予防に効果がある食品」を取り入れるようにするといいかもしれません。

ニキビに欠かせないのは「ビタミン」です。特にビタミンAやビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEを多く摂るのがおすすめです。

まず、肌のターンオーバーを正常にしてくれる働きを持つ「ビタミンA」は、ほうれん草などの緑黄色野菜や鶏レバーなどに多く含まれています。

次に「ビタミンB群」はオイリー肌になってしまう事を防いでくれ、皮脂の過剰分泌を抑えてくれます。

ビタミンB群はニンニクやごまなどに多く含まれており、また豚レバーなどにも多く含まれていますし「ビタミンB群」は摂り過ぎた余分な成分は便として体外へ排出してくれるので「過剰摂取」の心配がありません。

できるだけ多く摂るようにしましょう。

そして肌に良いビタミンとして有名な「ビタミンC」と「ビタミンE」についてですが、ビタミンCはご存知の人も多いかと思いますがレモンなどの柑橘系の果物に多く含まれており、栄養ドリンク等で摂取することもできます。

また、ビタミンEはたらこやいくら、ハマチなどの魚介類やアーモンドなどに含まれていて、ビタミンC・Eはホルモンバランスをケアし、ニキビの出来にくい肌質にしてくれるのです。

食生活を改善することで便通も改善される

実は、「便秘」もニキビの原因として挙げられるものの一つなのですが、食生活を改善し、バランスよく栄養を摂取することで日々の便通も改善されます。

普段から便秘で悩んでいるという女性は多いかと思いますが、食生活の改善を進めると共に、便秘の改善にも注目していくといいでしょう。

それ以外の生活習慣で予防!

食生活以外にも日々の生活習慣でニキビ予防はいくらでもできます。

「毎日バランス良く食事をしているのにニキビが出来る…」という人はそれ以外の部分にも注目してみましょう。

飲酒や喫煙

普段からアルコールを摂取し、喫煙をするという人はそこに注目してみましょう。

まず、アルコールというのは、その中に含まれる糖分がビタミンB群を身体に吸収させるのを妨げてしまうのです。

また、特にビタミンB2不足は皮脂分泌の増加、そしてビタミンB6不足は肌のターンオーバーのサイクルを狂わせてしまう場合があるのです。

もちろん、全くアルコールを摂取してはいけないというわけではありませんが、毎日のように飲酒をする人は少し頻度を下げた方がいいでしょう。

そして次に「タバコ」についてですが、タバコは「百害あって一利無し」とも言われるように、身体に悪影響な事が多いです。

煙草を吸うと毛細血管が収縮してしまうので、血流が悪くなり栄養分が肌へ行き渡らなくなるのです。

また、煙草はビタミンCを大量に消費してしまいます。

その消費量は「煙草2本につき1日のビタミンC必要摂取量に相当する」といわれていて、ビタミンCが足りなくなることによって肌のターンオーバーも狂ってしまいます。

できるだけ禁煙を心がけるようにしましょう。

睡眠不足とストレス

睡眠不足と精神的・身体的ストレスからもニキビが発生してしまうことがあります。

睡眠不足の場合は、特に夜10時~夜中の2時にかけて良質なホルモンが出るのでその時間にはきちんと睡眠を取ることが大切です。

また、日々の睡眠時間がバラバラの人はなるべく同じ時間に寝て、同じ時間に起きるようにしましょう。

睡眠時間が足りていない、また寝すぎてしまっているなどがあると自律神経が狂い、肌のターンオーバーのサイクルへも悪影響を及ぼすことがあります。

そしてストレスですが、睡眠不足からもストレスがたまることがあります。

それでなくても、昨今「ストレス社会」として若い人でもストレスを貯めやすい社会であると騒がれているので様々な要因によりストレスがたまることも多いでしょう。

ストレスも睡眠不足と同じように自律神経へ悪影響を与えます。

なるべくストレスのたまらない生活をし、適度にストレス解消をすることが大切なのです。

あなた自身の「くせ」にも注目してみて

生活習慣ではなく、あなた自身の「癖」にも注目して見てください。

たとえば「無意識にニキビを触ってしまう」などがあると、いくら生活習慣で正しい生活を送っていてもニキビは悪化してしまいますね。

そうしたことで悪化したニキビが治ってもまたすぐに新しいニキビが出来てしまうのです。

また、指で直接触らなくても前髪などの髪の毛がニキビに触れてしまっているとそこから悪化してしまう場合もあります。

手や髪の毛というのは、実は思いの外汚れているものです。

その雑菌まみれの箇所でニキビに触れてしまうのは良くない事だというのはわかりますよね?

そういった部分にも注目して気をつけるようにしましょう。

まとめ

ニキビを予防するために必要な生活習慣のポイントを説明していきました。

自分の「何が良くないのか」をしっかりと見極め、はじめのうちは意識して改善していく必要があるので、少しむずかしいかもしれません。

特に社会人など成人している方は、なかなか生活リズムを変えるのは大変なことかもしれませんね。

そういった場合は少しでも改善させていけるように出来る範囲内で気をつけていきましょう。