目元

誰でもできる!!目尻のシワを改善する3つの方法

目尻のシワは、乾燥による小ジワと、笑ったときにできる表情ジワと、加齢によってできる深いシワの3つに分けられます。

乾燥によるシワや笑ったときにできるちりめんジワと呼ばれる小ジワには、本格的なマッサージは不向きです。

目元の皮膚は柔らかいため、マッサージをするとかえってシワを増やしてしまうこともあるので、保湿効果の高い美容液やクリームを塗って、手のひらで包み込むようにして軽く押さえるだけで十分です。

乾燥による目尻の小ジワの改善方法

目尻の小ジワのほとんどが、紫外線による乾燥です。

紫外線は季節を問わず降り注いでいるので、UV クリームや日傘で年中 紫外線対策をする必要があります。

また、目のまわりは顔の中ではもっとも皮膚が薄く乾燥しやすいところなので、中からも外からも潤いを与えることが大切です。

乾燥による小ジワは、保湿効果の高い乳液やクリームで毎日お手入れをすることで解消できます。

また、体内の水分が不足すると、目のまわりに細かいシワが現れます。

お手入れを怠ると、次第に深くくっきりとしたシワになってしまうため、保湿ケアを習慣づけましょう。

乾燥してからでは遅い!

お肌は一度乾燥してしまうと、やわらかい状態に戻すのには時間がかかります。

肌の弾力を常に気をつけることが大事です。

乾燥する季節には、美容液と保湿クリームの重ね塗りがおすすめです。

美容液で保湿成分を浸透させ、保湿クリームでうるおいを閉じ込めることで目尻の小ジワを深いシワに移行させずにすみます。

美容液や保湿クリームをより浸透させるためには、血行を促すツボを押すと、効率よく浸透します。

目尻の小ジワだけでなく目のまわり全ての血行を促すツボが、魚腰(ぎょよう)と球後(きゅうご)です。

魚腰は、眉毛の真ん中にあるツボで、人差し指で眉の中心を軽く押します。目のまわりの小ジワを取る効果があります。

球後は目尻から4分の1の目の下の骨のくぼみにあり、人差し指で軽く押します。

小ジワだけでなく、目の下のタルミにも効きます。

保湿ケアをした後押しておきましょう。

表情ジワ(笑いジワ)の改善方法

笑うとシワが増えるからと、無表情で過ごすのも味気ないものです。

目尻の横ジワは、眉間の縦ジワなどに比べると、優しい感じがして好感を持たれることが多いので、必要以上に悩まず、しっかり保湿をすることが大切です。

噛むことで目のまわりの血流がよくなる

ガムを噛むことで血流がよくなり、小顔やダイエット効果があることは知られていますが、実は、噛むことが目のピントを合わす役目をしている毛様体筋を刺激し、目の疲れや目元のシワの改善にも効果があります。

1日に1回ガムを噛むことで、目のまわりの血流がよくなります。

食事をゆっくりよく噛んで食べることでも同様の効果が得られます。

笑いジワなどの小ジワは、血流がよければ深い真皮のシワに移行することはありません。

年齢による深いシワの改善方法

年齢により深いシワは、長年の血行の悪さが原因です。

年齢によるシワは長い間かかってできたものなので、ツボの刺激や食事のとり方で気長に改善することが大切です。

肌とコラーゲン食品について

すっぽんや鶏の手羽先、フカヒレなどはコラーゲンたっぷりと言われますが、口から摂取したコラーゲンがそのまま肌のコラーゲンになるわけではありませんが、肌にとって良質なたんぱく質は不可欠です。

たんぱく質は胃腸の中でアミノ酸に分解されて吸収され、肌の張りや潤いを保ちます。

コラーゲンを含む食品は、やはり美肌を保つために必要で、これらの食材を摂ることはどんなシワ対策にも効果的です。

ツボ押しで深いシワも改善できる

目のまわりは骨で囲まれているので、うっ血しやすくなります。

目尻にあるツボをほぐすことによって目の周囲の血流がよくなり、深いシワも改善できます。

左右の手でこぶしを作り、グーにしたまま左右同時に目元から目尻にかけて5秒押しては、3秒休むを5~6回くりかえします。

あまり強く押すより、ジワッと軽く押す方が、老廃物が流れやすくなります。

目尻のシワの改善だけでなく、目の充血や疲れ目などにも効果があり、ここを押すと血流がよくなり、瞳が輝きます。

深いシワは真皮のシワといい、コラーゲンの繊維が変質することによってできます。

軽い表情ジワが、元に戻らなくなり深いシワになっていきます。

この真皮のシワの原因は、紫外線と加齢です。

加齢はある程度仕方がありませんが、早いうちから紫外線対策をしておくことが、歳をとってから深いシワに悩まなくてすみます。

まとめ

目尻のシワは乾燥、表情グセ、老化が原因と言われていますが、全てのシワに効果があるのが保湿と血行の促進、食事の3つです。

また、乾燥による目尻のシワや表情ジワはあまり念入りにマッサージをするよりも、ピンポイントでツボを刺激する方が効果的です。

保湿力の高い化粧品を使うとともに、やはりコラーゲンを含む食品もシワの予防や改善には有効です。