しわの治し方

意外と知らない!!顔のシワ取りにおすすめ3つの方法

「もう歳だから仕方がないわ」と、すでにできてしまったシワを鏡で見ながらため息をついている人はいませんか?

大丈夫です!ちょっとした心がけで顔のシワをなかったことにできます。

シワのできる主な原因は、無防備に浴びてしまった紫外線によるものが多いことは事実ですが、栄養の偏りや表情の癖、喫煙や飲酒、無理なダイエット、睡眠不足など人それぞれに違います。

まずは、すでにできてしまったシワの原因を知ることがシワをなくす近道です。

シワをなかったことにするにはビタミンCとミネラルを含む食材をしっかり摂ること


シワのないハリのある肌は、体内でコラーゲンが順調に生成されています。

コラーゲンの生成には、ビタミンCやミネラル成分が重要な役目を果たしています。

野菜や海草類が好きでよく食べる人は、シワがないと言われていますが、確かに野菜にはミネラルが豊富に含まれており、肌にハリを与える葉酸や鉄、ビタミンB12が多く含まれています。

高価な美容液よりも何よりも、ビタミンCやミネラル類を含む野菜をしっかり摂ることが大切です。

その他にもシワを防ぐには海草類や青魚、免疫力を高めるマイタケやシメジなどのキノコ類も効果があります。

食事の基本は、肉や魚などの動物性のたんぱく質と大豆製品などの植物性たんぱく質をバランスよく摂り、野菜や果物でビタミン類を摂り、主食のご飯やパンの糖質を摂ることです。

野菜ばかりを摂るとシワのない肌になるかといえば、そういうものではありません。

野菜を多くとるとお腹が膨れるので、減らすとすれば主食の糖質を半分にすると良いでしょう。

朝食のパンを半分、ご飯を茶わんに半分にするだけで、美肌とダイエット効果が同時に得られます。

顔のシワ取りにはヘッドマッサージとフェイスマッサージが効果的

セルフヘッドマッサージのやり方

頭と顔はつながっているので、頭皮のコリをとると、顔のシワをとることができます。

頭皮をさわってみて硬くなっていると、血流が悪くなっているので、指の腹で頭皮をゆっくりと気持ちが良い程度に優しく押して、コリをほぐしましょう。

最後に、耳の後ろのへこんだ所に両手の親指をあて、4本の指を立てて頭を抱え込み、上に引き上げます。

セルフフェイスリンパマッサージのやり方

①両方の手であごを挟むようにして、あごの中心から口角を上に引き上げるようにこめかみのところまで手を滑らし、こめかみを軽く押します。

次に、まぶたの上と下に軽く指をあててトントンと叩き、目もとと目尻も軽く押さえて血流を良くします。

②鼻を両手で挟むようにし上下に軽くこすり、鼻の通りをよくします。

③最後に右手で左手の鎖骨を撫でリンパを流し、左手で右の鎖骨を撫でます。

肩がこると血流が悪くなり、顔の筋肉も凝ってしまいます。

顔コリの解消には、肩をグルグル回して肩甲骨を動かすのも効果があります。

また、耳を引っ張ったり、回したりするのも顔の神経や目の神経の疲れがとれ、顔全体の血流が良くなります。

最近では紫外線によるダメージの怖さが浸透し、紫外線対策が進んでいますが、スマホやパソコンのし過ぎで顔全体が慢性的にこっており、そのコリが顔のシワの原因になっていることはあまり知られていません。

見にくい画面にピントを合わせるために、首を突き出した姿勢や、目を細めることで肩や首がこるのと同じように、頭や顔もこっています。

仕事などで長時間パソコン作業をする場合は、1時間に1度は簡単なセルフマッサージをしてコリをほぐすようにしましょう。

睡眠とシワとの関係

十分な睡眠は肌のターンオーバーを促し、古い表皮が早くはがれますが、睡眠不足が続くと通常28日周期で生まれ変わる肌が、40日も50日もかかるようになります。

睡眠後の深い眠りについたときに成長ホルモンが多く分泌されるので、熟睡できる環境づくりも大切です。

ぐっすり眠れない人は、寝具、照明、ジャマの素材などを見直してみましょう。

また、高すぎる枕は熟睡できない原因になるだけでなく、シワの原因となってしまいます。

首と体の角度がきつすぎると気道がふさがれ、血流が悪くなるからです。

肌のターンオーバーは、眠っている間におこなわれるので、シワやシミといった肌のトラブルを改善するには、質の良い睡眠は不可欠です。

スムーズに眠りにつけない人の多くは、悩み事やその日に合った嫌なことなどを引きずっているようです。

嫌なことを思いながら眠りにつくと、朝起きると眉間にシワができています。

「終わったことは終わったこと、明日はきっといいことがいっぱいあるわ」と言い聞かせて眠りにつくようにしましょう。

まとめ

肌の奥にある皮下組織の5つの成分がスムーズ作られていれば、シワのないツルツルの肌を保つことができます。

5つの成分とはコラーゲン、エラスチン、コンドロイチン硫酸、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸です。

これらの成分は外から美容液やクリームなどで補いながら、体の内から生成されるようにする必要がありますが、その方法は、バランスのとれた食事と良質な睡眠、生活習慣の見直しです。

シワは確かに年齢とともに増えますが、少しの努力でシワの進行を遅らせることもできます。