顔がかゆい!よく見ると、赤いシミのようなものが顔に広がっている…。なんて経験はありませんか?
赤みを隠そうとメイクをしたり、しっかりとスキンケアをすると、かえって刺激となって症状を悪化させてしまうこともあります。
顔の炎症やトラブルは女性にとって深刻な問題!赤くなっただけでもショックなのに、さらにかゆいなんて…それだけで気分が落ち込んでしまいますよね。
お肌の炎症を早く治すには、その原因と適切な対策を知っておく必要があります。
そこで、今回はかゆみを伴う顔の赤い湿疹についてまとめてみました。いざという時に備えて正しい知識を身につけましょう。
顔に出きた赤いシミがかゆい!!その原因と治し方
顔に出来たかゆみを伴う赤いシミの主な原因は、脂漏性湿疹やかぶれ、花粉症皮膚炎などが考えられます。
それぞれの特徴と治療法について詳しくご紹介します。
原因
赤いシミがかゆい、その主な原因は炎症を起こしているからです!!
炎症=痛いと勘違いしてしまいがちですけど、もちろん痛みを伴う炎症もあります。
ただ、アトピーなどもそうなんですけどこれも肌が炎症を起こしている状態で自分でも気にしないうちに炎症を起こしている部分をかゆくてかいてしまいます。
この状態になるとヒスタミンというかゆみ物質が分泌されてさらにかゆみをひどくしてしまうんです。
まさに負のスパイラルですね^^;
これと同じことが赤いシミでも起こってしまっているんですね。
ましてや顔に出来ている炎症は自分でも気づかないうちに刺激しまっている可能性大なんです!!
たとえば、洗顔とか上着を脱ぐときにこすれてしまっているとか。
でも、これらの行為は日常避けられないものなので、まずするべきなのはかゆみの原因、炎症を抑える事にあります!!
炎症を抑えるために必要なことはたった2つだけ。
・肌を保湿して乾燥を防ぐこと
・炎症おさえる美容成分でスキンケアする事
この2つのことをするだけでなるべく早くかゆみやシミを改善する事が出来ますよ!!
これにぴったりのコスメをご紹介するのでぜひ、参考にしてみてください^^b
炎症を抑えながらシミのケアもできるコスメはこれ!!
サエル
サエルには炎症を抑える、ビタミンc誘導体やコウキエキスが配合されています。
さらにセラミドなどの保湿成分も配合されているのでより早く炎症を鎮める事ができます^^
~サエルはこんな人に特におすすめ♪~
・最近、肌のカサカサもひどい
・今まで化粧品で肌が荒れた事がある
・なるべく早くかゆみをなんとかしたい
・人目が気になるから目立つシミを早くなんとかしたい
脂漏性湿疹
脂漏性皮膚炎の原因は、カビの一種であるマラセチア真菌だとされています。
肉眼では見えませんが、誰でも皮膚には常在菌として最近を保有しています。菌と言っても悪い物ではなく、お肌を弱酸性に保ち外部の菌から守ってくれる大切な存在です。
しかし、生活習慣や食生活、ホルモンバランスの乱れやストレス、皮脂の貯留などにより常在菌がバランスを崩し増殖してしまうことがあります。
するとマラセチアが出した老廃物が皮膚を刺激し、赤みとかゆみを伴う湿疹が引き起こされます。
症状がニキビと良く似ていますが治療法は違うため要注意!ケアをしても一向に良くならないニキビは、もしかすると脂漏性湿疹の可能性もあります。
脂漏性湿疹は、顔だけではなく頭や耳にも出来やすく、特に頭では皮膚が剥がれてフケの症状となって現れることもあります。
肌の湿疹とフケが同時に見られる場合、脂漏性湿疹の可能性が高いです。
乳児期と思春期以降の成人に見られ、成人の場合は慢性化してしまうケースが多く、なかなか完治が難しい皮膚病です。
脂漏性湿疹の治し方
脂漏性皮膚炎の主な治療には、マラセチアを抑制する抗真菌外用薬などの菌の増殖を抑える塗り薬が使用されます。
赤みやかゆみなどの炎症がひどい場合は、ステロイド外用薬を処方されることもありますが、効き目は高いですが副作用の恐れもあるため、長期の使用には適しません。
また、ビタミンB群の欠乏が症状を進行させるため、ビタミン剤を内服する場合もあります。
早く治すためには、薬に頼った治療だけでなく、生活の改善や適切なスキンケアをすることが大切です。
脂漏性湿疹の原因菌であるマラセチアは皮脂を好むため油っぽい食事や、刺激の強い食品(コーヒー、アルコール、香辛料など)は避けましょう。
皮膚を健康に保つ作用をもつビタミンB群(レバー、しじみ、納豆、しいたけなど)や、保湿を助けるビタミンC(パプリカ、パセリ、レモン、かきなど)を多く含む食品をすすんで取るようにしたり、十分な睡眠を取り規則正しい生活を心がけることが大切です。
お肌を清潔に保つことも大切ですが、洗い過ぎたり、かゆいからといってこすってしまうと悪化してしまいます!刺激の少ないせっけんで丁寧に洗うようにしましょう。
かぶれ
顔のかぶれは、お肌のアレルギー反応!主な原因は外部からの刺激によるもので、紫外線のダメージや化学物質、毒性をもつ虫、化粧品やシャンプー歯磨き粉の場合もあります。
新しく使いはじめた化粧品だけでなく、今までずっと使ってきた化粧品やシャンプーなどが突然お肌に合わなくなり、かぶれを引き起こすことも少なくありません。
こういった症状がでた時は、すぐに使用をやめて皮膚科の医師に相談しましょう。
かぶれの治し方
かぶれがでた時は、まず原因と疑われる化粧品やシャンプーなどの使用を中止して、早めに皮膚科を受診することが一番です。
対処が遅れると、全身に広がってしまう可能性もあるので、症状がひどく心配な場合はアレルギー科のある病院で診てもらうようにしましょう。
花粉症皮膚炎
鼻や頬、額にかゆみや赤み、湿疹などの症状が見られるのが花粉症皮膚炎。ひどくなると赤く腫れてしまうこともあります。
肌に花粉が付着することで炎症がおこります。
花粉症の人も、くしゃみや目のかゆみなどの花粉症の症状がないひとにも、花粉症皮膚炎がでてしまう可能性があるんです。
花粉のシーズンは紫外線が強くなる上に空気が乾燥し、お肌にとっては厳しいシーズン。また、気温の寒暖差も大きく自律神経が乱れやすい季節なんです。
この2つの刺激により、お肌のバリア機能が低下して、花粉の刺激からお肌を守りきれず炎症を起こしてしまいます。これが最近よく耳にする花粉症皮膚炎です。
花粉症皮膚炎の治し方
お肌が炎症を起こしてしまってからのセルフケアはとってもハイリスク!まずは皮膚科を受診して医師の意見を聞きましょう。
予防策としては、優しい基礎化粧品を使用することが効果的。お肌にとって過酷な花粉シーズンは、できるだけ刺激の少ない基礎化粧品を使い、お肌をいたわるようにしましょう。
また、メイクは最低限に!皮脂を落とし過ぎてしまうクレンジングも避けた方が良いでしょう。
充分な睡眠や栄養バランスのとれた食生活も、肌のターンオーバーを助け、皮膚炎を予防してくれますよ。
まとめ
ある日突然発症してしまう、顔の湿疹。焦らずに適切な対処をすることが大切です。
まずは毎日の生活習慣を見直して、美しいお肌をキープするために規則正しく健康的なリズムを心がけてください。
赤みやかゆみがでてしまった時は、放置したり自己判断で処置したりせず、早めにケアしましょう。