思春期ニキビ

思春期ニキビに洗顔フォームは使っても大丈夫?

思春期になると出てくるニキビですが、いくら注意をしている、ケアをしていると言ってもできてしまうことはないでしょうか。

なぜニキビはできてしまうのでしょう。

また、ニキビができると洗顔フォームでしっかり洗えばよいのではと考える人もいるかもしれません。

ですが、その洗顔フォームは使っても良いモノでしょうか。

思春期ニキビに洗顔フォーム

ニキビと言えば、毛穴に汚れがつまっている状態なのでキレイにしなくてはと、ゴシゴシと洗っている人はいないでしょうか。

また、頻回に洗っている人はいないでしょうか。

確かに、聞こえでは効果がありそうに見えます。

市販は、様々な種類の洗顔フォームがあります。

その洗顔フォームを使って洗えば良いと思うかもしれません。

確かに専用の洗顔フォームであれば、効果はあります。

ですが、含まれている成分によっては肌が荒れたりすることもあるので注意が必要です。

肌に合わないと感じた時には、別のモノを使い肌に合わないモノは使わないようにしなくてはいけません。

また、洗い方としては、温かいお湯で強く洗わないようにしましょう。

さらに、頻繁に洗う必要はありません。

肌を乾燥させたり皮脂を出しやすくしてしまいます。

1日に1~2回洗うようにし、ぬるま湯で優しく洗いましょう。

思春期ニキビの特徴

10代を中心に思春期の時期になるとできやすいニキビが思春期ニキビです。

思春期ニキビには種類があります。

それは、次の通りです。

白ニキビ

毛穴が角質や汚れなどで塞がれてしまうことで起こります。

見た目も白く見えることから白ニキビと言われます。

この状態で正しい対処法をすれば、キレイに治りますが状態が悪化してしまうと跡が残ってしまいます。

黒ニキビ

白ニキビの状態で皮脂が酸化して黒くなってしまうことで、黒く見えてしまうのが黒ニキビです。

見た目では、腫れていたリ、炎症を起こしていたリするわけではないのでほくろができたのかと思う人が多いくらいわかりにくいニキビです。

赤ニキビ

白ニキビや黒ニキビが炎症を起こしている状態が赤ニキビです。

毛穴に詰まっている皮脂にアクネ菌が増殖しているために起こります。

炎症が大きいと、皮膚の細胞にダメージが起こりクレーターニキビ跡になりやすいです。

黄ニキビ

赤ニキビが悪化して重症化していると黄ニキビと言われます。

簡単に言えば、膿が出ている状態です。

この状態になれば、自分で膿を出そうとして潰してしまうと跡になるのでいけません。

皮膚科で治療を受けることで状態は良くなります。

このように、思春期ニキビと言っても種類があります。

それぞれの種類にいつ、どの状態になるのかはわかりません。

ですが、どれも共通して言えることはニキビが気になるからと言って、自分で潰したり汚れている手などで触ったりと勝手な判断で触れてはいけません。

触れてしまうと、ニキビの状態が酷くなるばかりです。

肌がキレイに治るのか跡になってしまうのかなどが決まってしまうのが、思春期ニキビの特徴です。

思春期ニキビは男性ホルモンが関係している

思春期以外にもニキビはありますが、どのニキビもできる原因としては、次のようなことが挙げられます。

  • 角質が毛穴を塞いでしまう
  • 皮脂が詰まってしまう
  • アクネ菌が繁殖して炎症を起こしてしまう

そして思春期ニキビができるのは、男性ホルモンが強く関係しているからと言えます。

思春期のニキビになりたいと言う人は少ないと思います。

なりたくてなる人はいません。

ただ、思春期と言う時期は成長期ということもありホルモン分泌が盛んになる時期です。

このホルモンが、男性ホルモンです。

男性ホルモンだから女性には関係ないと言うわけではなく、男性も女性も関係があり筋肉や骨などの成長のためには必要なホルモンなのです。

肌のターンオーバー

人の肌は、肌の奥から新しい細胞が生まれ徐々に押し上げられていきます。

そして、肌の上にある古い角質は剥がれ落ちていくと言う順番で肌の状態は常にキレイな状態で保たれているのが通常のターンオーバーです。

大体4週間くらいで変わっていくのですが、男性ホルモンが影響するといらなくなった角質がうまく剥がれ落ちなかったり、分厚くなってしまい毛穴を塞いでしまうのです。

このことで、ターンオーバーが乱れてしまいニキビができやすくなってしまいます。

それが、思春期で男性ホルモンが分泌されやすいと正常に働かなくなってしまうのです。

その他の影響

思春期ニキビができるのは男性ホルモンだけが関係しているのではありません。

その他にも、影響しているモノがあります。

それは、次の通りです。

食事が影響する

油っこいモノやチョコなど脂質が多い食べ物や甘い食べ物は、皮脂の分泌を促進してしまいます。

すると、毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。

また、思春期となると体重を気にする年頃になります。

食事制限などをするために偏った食事をしていると、栄養の偏りからニキビができやすくなります。

バランスよく食べることが重要です。

乾燥

思春期の場合、皮脂が多く出やすいですが、乾燥しやすい時期でもあります。

乾燥していると、皮脂をさらに出してしまいニキビができやすいです。

洗顔が間違っている

皮脂が原因で起こる思春期ニキビですが、いくらニキビを改善させるために洗顔をしていると言っても洗顔のやり方や洗顔フォームの選び方が間違っているとニキビは良くなりません。

まとめ

思春期のニキビについてわかったでしょうか。

ニキビができる原因は、様々ですが紹介したような原因を予防したり思春期の状態を理解することで、思春期ニキビを予防したり改善させることができます。

ですが、間違っているケアや洗顔などをしていると、ニキビが酷くなってしまったり跡が残ってしまったりすることがあります。

まだ若いし、そのうち治るだろうと、思春期の若い時には思ってしまう人もいるかもしれません。

確かに若ければ、治る可能性もあるかもしれません。

それは、正しいケアや洗顔をしている場合です。

思春期ニキビを酷くさせない、予防するためにも若いうちからの思春期ニキビの理解が大切です。

そのために、まずは基本的な洗顔フォームや正しい洗顔のやり方を実践してみましょう。