シミ対策

意外とみんな知らない!!シミの種類とその原因とは?

シミと言えば、おじいちゃんお祖母ちゃんの顔に出てくるシミや、最近良く聞く肝斑、そして、紫外線を浴びたことでできてしまったシミ。

大体これくらいがまず、頭に浮かぶのではないでしょうか。

実は、細かく見ていくともっといろいろなシミがあります。

そして、そのシミの原因も微妙に違うのです。

意外と知らない!!シミの種類とその原因

シミには、大きくは、3つの種類があります。

それらはよく色で分けられていて、黒いシミ、白いシミ、そして、赤いシミと呼ばれます。

もちろんそれぞれに、シミになった原因もあり、それによって色も変われば対策も変わってきます。

黒いシミ

黒いシミの多くは、シミと認識していないものが多いです。チャームポイントとして認識しているものも実は、シミだったりします。

また、シミだと認識していたものが、病気だったりもします。普段、見落としがちなのが黒いシミです。

ほくろ

ほくろといっても先天性のものと後天性のものがあります。ここで取り上げるのは、後天性のほくろです。

このほくろは、肌を紫外線から守る役目をしているメラニン色素が、外からの刺激によって異常を起こして黒くなり、肌の表面に残ったものです。

病気

最近テレビCMなどで耳にすることが多い肝斑ですが、これは女性ホルモンのバランスが崩れることで出ています。

ですから薬があり、薬で改善します。また、内臓機能が低下すると、頬の外がわにシミができてきます。

自律神経が乱れ、緊張状態が続くと出てくるといわれ、太田母斑と呼ばれています。糖分が肌の中で、砂糖の焦げたような状態になり、そのまま肌にとどまってしまうシミもあります。

このように病気によって現れるシミは、なんらかのシグナルを発していますので、急にでてきたシミなどは注意が必要です。

蓄積された紫外線のダメージ

紫外線のダメージは、少しずつ肌にたまっていきます。

通常は、肌のターンオーバーによって改善されるのですが、ターンオーバーが乱れているとそのまま残ってしまいシミになります。

日焼け跡

日焼け跡は、時間がたつと消えてしまうと思い勝ちですが、次第に翌年も残るようになってきます。

これが、シミです。

特に加齢と共にターンオーバーのコントロールがうまくいかなくなってくると日焼け跡は、すぐにシミになります。

日焼けをした時の保湿ケアが十分でないときに顕著に表れますね。

白いシミ

一般的にシミとして認識しずらいのが白いシミです。白いシミは皮膚の疾患です。

悪性化することがないため、治療等もおこないませんし、傷みもかゆみもなく、他人に感染することもありません。

老人性白斑

老人性白斑は、50代から現れる人が多い皮膚の疾患です。

原因は、ほぼ加齢によるもので、手足などの身体の皮膚に数ミリ程度の白い斑点が散らばってでてきます。

老人性白斑は、年齢を重ねることで、皮膚表面の色素細胞が減り、色を黒くするメラニン色素も減るため、肌の色が薄くなるのだと言われています。

美白成分による白斑

一時話題になった美白化粧品による症状で有名になりました。美白化粧品に含まれるロドデノールという成分が原因とされています。

しかし、それ以外でも美白成分でシミになるケースもあると言われています。美白成分は、その名の通り、メラニン色素を分解したりして、白くさせるものです。

だかこそ、慎重に選ぶ必要がありそうです。

赤いシミ

赤いシミの多くは他の原因で、なんらかのストレスを与えたことで、できてしまいます。掻きむしったあとがいつまでも残っていることってありますよね。

あれも実は、シミになってしまったものなのです。

内出血

皮膚の表面ではなく、その内側で内出血がおきてしまうと、そのままシミとなってしまいます。

強い打撲によって、皮膚が腫れると、その防御反応としてメラニン色素が作られるからです。

その後、晴れや内出血はおさまるのですが、残念ながら、メラニン色素だけが残って茶色いアザのように残ってしまいます。

打ち身をした後の色素沈着は、時間がたつと直っていきます。ですが、その直る時間が、数年以上の長い時間かかることもすくなくありません。

ニキビ跡

ニキビができた後は、赤みがあるうちは、炎症をおこしていますが、そのあと落ち着いてくると、内側に色素沈着がこびりついてシミになります。

茶色や紫がかった色素沈着が残っている場合は、ニキビ跡のシミとおもったほうがよさそうです。

日焼け

気付いたときには時すでに遅しが、日焼けです。真っ赤になったまではいいのですが、ひりひりしてそのあと黒くなります。

単に黒くなるだけでは、いいのですが、そのまま黒いシミがぽつぽつで着てしまいます。

日焼け前に予防できるのが一番ですが、シミになってしまう前に、ターンオーバーを整えて保湿をしっかりと行い、シミが定着しないようにする必要があります。

かきむしり跡

特に乾燥肌の方は、乾燥時に湿疹やかゆみが起こり掻いてしまったあとに、シミができる場合があります。

これは、かきむしることで、色素が沈着してしまうことが原因です。これらは、しかりと保湿を行うことで少しでもシミをうすくするようにします。

まとめ

いかがでしょう。シミと一言でいっても、先天性のものから後天性のものまで様々ですしすし、原因もいろいろです。

その原因によって対処もかわりますので、気になるシミの原因をきちんと見極めることが大切ですね。