日本では特に冬は空気が乾燥し湿度も低くなるので、肌の乾燥が気になるという方もいらっしゃると思います。
そんな、乾燥する季節に気をつけたほうがいいスキンケアのポイントをこれから紹介したいと思います。
乾燥肌とは
まず、肌質は以下の四つに分けられます。
- 混合肌(皮脂多・水分少)
- 脂性肌
- 乾燥肌
- 混合肌(水分多・皮脂少)
この中でも乾燥肌の特徴は…
- 洗顔後、肌がつっぱる
- 小じわが目立つ
- 肌がカサつきやすい
といったものがあります。
乾燥肌とは、肌内部のセラミドが少なくなり肌の水分のバランスが崩れ、水分が足りなくなった状態のことをいいます。
乾燥肌によくあるトラブルは…
- かさつき
- 粉ふき
- 小じわ、ほうれい線
- くすみ
- ニキビ
などがあります。
これらの肌トラブルが気になり始めたら、スキンケアの見直しが必要かもしれません。
乾燥肌が進むと肌がヒリヒリするなどの症状悪化することもあるので、注意しましょう。
乾燥肌のスキンケア
乾燥肌を防ぐためには、毎日のスキンケアと生活習慣や食事によるケアが大切になってきます。
ここでは乾燥肌のための正しいスキンケアのポイントを紹介していきます。
乾燥肌の保湿ケア
洗顔後や入浴後はできるだけ早めにスキンケアを行い、肌から水分が逃げ出さないように気をつけることがポイントです。
もう1つ、適量を数回に分け、優しく手でつけることです。
乾燥肌には「摩擦」と「刺激」が大敵です。
コットンを使用すると摩擦が生じ、肌に負担がかかります。
またパッティングも強くしすぎては肌に負担になるので、手で包み込むように付けたほうがいいですね。
乾燥肌の化粧品選び
乾燥肌さんには保湿タイプの化粧品が合っています。
その中でも
- セラミド配合の化粧品を選ぶ
- エタノール、ビタミンC誘導体などの肌を乾燥させる成分が入っていないものを選ぶ
という点に重点を置いて選んでみてください。
乾燥肌におすすめのクレンジング
乾燥肌におすすめのクレンジングは
- バームタイプ
- クリームタイプ
- 乳化ジェルタイプ
のクレンジングです。
これらのクレンジング剤の特徴は適量の油分があり、メイクと馴染みがよく、肌への刺激が少ないことです。
反対に乾燥肌におすすめできないクレンジング剤は
- オイルタイプ
- 拭き取りシートタイプ
です。
これらはしっかりメイクが落とせる反面、肌に刺激をあたえますので、使わないほうがいいですね。
正しいクレンジングの仕方
- 手のひらでクレンジング剤を温めてから使う。
- メイクを馴染ませるときは、クレンジング剤を顔全体に広げ指の腹を使い、くるくる回す。
- 洗い流すときは、ぬるま湯を手ですくってこすらずに優しくすすぐ。
- マスカラや口紅はポイント用クレンジングを使用して、あらかじめ落としておく。
- クレンジングは行うと、肌に刺激を与えるので約1分以内に素早く終わらせましょう。
乾燥肌のための洗顔
洗顔についても、なるべく肌に刺激を与えず優しく行うことが大切ですね。
洗顔料は、含有成分がシンプルな固形石鹸がおすすめです。
クレンジング同様に、ぬるま湯を使うのがポイントです。
洗顔後はタオルをゴシゴシと顔に当てずに、優しく拭き取るのがコツです。
乾燥肌のスペシャルケア
肌へのスペシャルケアとしてパックがあります。
パックといっても様々ですが、手軽なコットンパックは乾燥肌にはおすすめしません。
なぜなら、コットンパックに時間をかけすぎると逆にコットンが肌の水分を吸収し、蒸発させて乾燥が進んでしまうからです。
それでは、乾燥肌にあったパックとしては、塗って洗い流すタイプのパックです。
塗るタイプだと肌をぴっしり覆ってしまうので、水分を逃がさないからです。
UVケアについて
乾燥肌は肌のバリア機能が低下しているため、紫外線の影響を受けやすくなっています。
紫外線を浴びた肌は更に乾燥が進んでしまいます。
ということで、日中外に出るときは日焼け止めを塗るか、日焼け止め効果のある化粧下地やファンデーションを塗ってから、外に出ましょう。
紫外線は一年の中で5月が一番多いと言われていますが、季節や天気に関係なく一年中存在するものです。
なので、UVケアは毎日かかさないようにしましょう。
まとめ
乾燥肌でお悩みの方にもスキンケアをしっかり行うことで、乾燥肌は必ず改善します。
諦めずに、頑張ってみましょう。