あごにできる赤ニキビは、大きくて痛いものが多いです。
洋服を着替える時に衣服がニキビにこすれたり、手が当たった時に思わず「痛い!」と叫ぶこともあると思います。
赤ニキビというのは、ニキビが炎症を起こしているので痛みを感じます。
思春期が終わり、大人になってできる「大人ニキビ」のできやすい箇所としてあごがあげられます。
あごにできる赤ニキビは大人ニキビの象徴です。
では、何故あごに赤ニキビができるのでしょうか?
また、あごにできた赤ニキビをなるべく早く治したい場合はどうしたらいいのでしょうか?
あごにできた赤ニキビを早く治すにはどうしたらいいの?
まずストレスを解消することです。
ストレスは誰でも感じるものですが、とても身近なものなので、自分でストレスが溜まっていることに気づきにくいこともあります。
仕事や勉強や生活などしなければならないことは、毎日たくさんあります。
ただボッーと過ごしてもストレスを感じてしまう人もいるので、ストレスは忙しいから、暇だからは関係ありません。
ストレスは、抜け出した時にはじめてストレスと分かるものです。
心と体はつながっているので、あごにできた赤ニキビはあなたの心があらわれているのです。
ストレス解消といって思いつくのがショッピングや音楽鑑賞、スポーツ、友達と会うなどがあります。
その他には、軽い運動は体を適度に疲れさせるのでストレスの発散にもつながります。
また、ちょっとしたことで気分が変わることもあります。
良い香りのハンドクリームを使うと、手を動かすたびに良い香りが漂ってきて癒されます。
良い香りのボディークリームも自分が動くたびに香りがするので、気分が良くなり、ストレス解消になります。
あとは、何かに集中するのもストレス解消になります。
本を読んだり、単純作業に没頭するなどです。
余計なことを考えないので気分転換になります。
次にホルモンバランスを整えることです。
女性にとって冷えは大敵です。
体が冷えることでホルモンバランスも崩れていきます。
頭寒足熱という言葉がある通り、足元を冷やしてはいけません。
暖かい季節であっても裸足ではなく靴下をはくことです。足が冷えて寝れないなんてこともなくなります。
足湯もお勧めです。お風呂で湯船につかるのもいいのですが、洗面器にお湯をためて足だけ温めれば長時間浸かっていることができます。
足から全身がポカポカしてきます。
体が温まると免疫力もあがるので、体全体の健康にもいいです。
何であごに赤ニキビができるの?
あごに赤ニキビができるのは、ストレスやホルモンバランス、加齢によってお肌のターンオーバーがうまくいかなくなることが原因です。
ターンオーバーとは皮膚が生まれてからはがれ落ちるまでのことで、だいたい28日かかるといわれています。
しかし、年齢とともにターンオーバーにかかる日数は増えていきます。
皮膚は表皮、真皮、皮下組織からできています。皮膚の一番外側にあたる表皮は、4層に分かれています。
一番下の層で新しい皮膚が作られて、徐々に上の層に上がっていき、最後は一番上の角質層というところでアカとなってはがれ落ちるのです。
しかし、ストレスやホルモンバランス、加齢でダメージを受けてターンオーバーがうまくいかないとダメージを修復するために大急ぎでターンオーバーが行われます。
そうすると不完全な角質層ができてしまいます。
不完全にできてしまった角質層は、体内の水分を逃がしてしまったり、細菌の侵入を許してしまうので赤ニキビができてしまうのです。
角質層は0.02ミリととても薄い層です。食品を保存する時に使うラップくらいの薄さと考えれば想像できるかと思います。
そんな薄い角質層なので、ストレスやホルモンバランス、加齢以外にも、外からの刺激の影響も受けます。
強い乾燥や紫外線です。この2つもあごに赤ニキビができないようにするためには、気をつけなくてはなりません。
あごだけではなく、頬の赤ニキビも早く治す方法はある?
頬やあごに赤ニキビができる人は、洗顔のすすぎ残しが原因かもしれません。
すすぎはちゃんとやっていると思われるかもしれませんが、顔はおうとつがある場所です。
あごやフェイスラインや髪の毛の生え際というのは洗顔のすすぎ残しをしやすい場所です。
ニキビがあるとどうしても洗うことに集中してしまいますが、すすぎも大切なのです。
お風呂で顔を洗う時はおもいっきりすすぐことができますが、洗面所で顔を洗うときは、鏡や周辺に水が飛び散ってしまうのですすぐ動作が小さくなってしまいます。
そうすると、顔の中心はすすいでいても、顔の周辺のあごやフェイスラインや髪の毛の生え際に洗顔料が残っていることがニキビを作る原因になることもあるのです。
まとめ
あごにできる赤ニキビは、お肌のターンオーバーがうまくいかないことが原因です。
ターンオーバーにかかわってくるストレスを少しでも軽減し、冷えをなくしてホルモンバランスを整えていくことが大切です。
あごや頬というのは、洗顔のすすぎ残しをしやすい場所です。
自分ではすすいでいるつもりでも、意外と洗顔料が残っていることもあります。
すすぎが終わった後に鏡を見てチェックするとよく分かります。
あごにできる大人ニキビはなかなか治らないことが多いので、この機会にしっかりと見直して、ニキビを早く治してしまいたいですね。