女性なら誰もがシワのないツルっとした顔に憧れますが、もしあなたがシワに悩まされているなら、今の生活習慣やお手入れの仕方が間違っているのかもしれません。
シワが目立ってきたと感じた時が、肌を改善するチャンスです。
生活を変えれば肌質は変わります。
あきらめないで一つずつ改善して、シワのない肌を手に入れましょう。
血の巡りをよくするとシワのほとんどは改善される
シワができる主な原因は、紫外線の影響や表情グセ、老化などと言われていますが、肩こりや腰痛、便秘、不眠などあらゆる不調でおこる血流の悪さが関係してきます。
- 冷たいものを食べて体の中から冷やすと血行が悪くなり、肌の代謝が下がります。
- 冷え性は血行不良が原因です。体を冷やさない工夫とともに、シャワーだけですまさず、湯船につかる全身入浴をこないましょう。
- 就寝中にセラミドは作られます。寝不足が続くとセラミドが減り、肌があれて乾燥し、シワが目立ちます。
- 疲れやストレスが積み重なると、ホルモンのバランスが崩れて肌トラブルがおきやすくなります。
- 長時間のパソコンやスマホの使用は、目元にシワを作る原因になってしまいます。
- 食生活に良質なたんぱく質や緑黄野菜が不足すると、肌に潤いがなくなり、シワが目立つようになります。
- 血流を良くするためには、運動は不可欠です。日常生活をアクティブに過ごすように心がけましょう。
美容ローラーはシワ取りに効果があるの?
シワが目尻のシワだけとか、おでこのシワだけなら保湿クリームやピンポイントの指圧などで解消でるかもしれませんが、眉間のシワやほうれい線など、あちらこちらにシワができてしまったときに、手軽に顔をコロコロさせる美容ローラーは便利です。
この美容ローラーは100円均一で売っている安価なものから微弱電流が流れる数万円から10万円以上もするものまで幅があります。
それぞれ各自に合ったローラーを使うことで、肌の血行が良くなり、目や鼻、口元などのシワを改善することも可能です。
大手家電製品のマイクロカレント(微弱電流)によるものは、エステでも使われているものと変わらない効力があります。
微弱電流を与えることによって、細胞が活性化されシワが改善できます。
げんこつのグーが美容ローラー替わりに
いつでもどこでもお金をかけずに、美容ローラー並みに血行をよくしてシワを改善できる方法が、グーでおこなうマッサージです。
グーマッサージのメリット
顔にはキレイになる美点が点在していますが、的確なツボを押すのはなかなか難しいものです。
グーをして使う部分は第2関節部分ですが、指の関節を使ってローラー状に転がすことで、顔中のツボをくまなく刺激することができます。
おでこの横ジワを取る方法
両手を縦にグーにし、第二関節部分をおでこの中心にあて、左右に流します。
痛みを感じる部分があれば、その部分がこっています。コリが取れるとともに、おでこのシワが目立たなくなります。
眉間のシワを取る方法
両手をグーにして、親指の関節を眉頭にあててジグザグとこめかみに向かって動かします。
目元と目尻のシワを取る方法
両手をグーにして、人差し指の第二関節のみで、目元から目の上のまぶたの上を軽くなぞりながら、こめかみに老廃物を流します。
次は、目の下の目元から目尻にそってこめかみに老廃物を流します。
目元と目尻のシワを取るだけでなく、年齢とともに下がりがちな上まぶたやたるみがちな下まぶたにハリを与えます。
ほうれい線を取る方法
両手を縦にグーにして、人差し指の第二関節が頬骨の下にくるように当て、ゴリゴリとずらしながら老廃物を耳の後ろに流します。
顔の中でも頬は、最もコリが生じやすい部分です。
痛い部分に老廃物がたまっているので、一度にほぐさずに数日間かけて少しずつほぐしていきましょう。
二重あごの改善方法
両手をグーにして顔の前で合わせ、人差し指の関節であごのラインにそって耳の後ろまで引き上げます。
そのまま首筋にそって鎖骨に老廃物を流します。
*美顔エステなどを受けた後は肌がツルツルとして、シワも目立たなくなりますが、数日するとまたシワが現れてしまいます。
エステを定期的に受ける時間やお金に余裕がない場合は、セルフエステを日課にしましょう。
毎日たった5分ほどでいいので自分の手で顔を触ってみると、今日はどこの部分がこっているかがよくわかります。
その日のうちにこった部分をほぐしておくと、大きなシワを作らずにすみます。[/aside]
まとめ
シワはシワを呼びます。
まず目尻にシワを感じたら、ほうれい線も気になってきます。
そのうち眉間のシワやおでこのシワも目立ってきます。
シワに気がついたら、なるだけ早めに対策をしましょう。
先手必勝です。
化粧品で保湿するだけでなく、市販のローラーやセルフエステでマメにケアすることで、すでにできてしまったシワも目立たなくなります。
年齢に関係なく、あきらめないことがシワのない美しい肌を維持するコツです。