眉間にできる縦タジワは、不機嫌そうな印象を与えてしまいます。
目尻にできる横ジワは「笑いジワ」と言ってひいき目に見てもらえる一方、眉間の縦ジワは「怒りジワ」などとも言われ、たった1本のシワで肩身の狭い思いをしがちです。
人相学的にも眉間の縦ジワはよくないとされていますが、この縦ジワを消すにはどのような方法があるのでしょうか?
眉間に縦ジワができる原因と対策について
1、もっとも大きな原因は表情グセ
あなたの視力は落ちていませんか?
現代人の多くは、毎日少しづつ視力が低下していると言われています。
メガネやコンタクトに頼るほどではないと、スマホやパソコンをしていると、ついつい眉間にシワを寄せてしまいがちですが、これがクセとなり眉間にシワを作ってしまいます。
若い人にも多いスマホ老眼が眉間のシワの原因に
老眼は早い人で40代ぐらいから現れますが、スマホ老眼は20代から現れます。
老眼と同じように手元の文字が見えにくかったり、スマホから目を離したときにまわりがぼやけて見えたり、二重に見えることがあります。
若い人のスマホ老眼は一時的なものですが、そのスマホを見るときにピントを合わせるために目を細める癖が眉間の縦ジワの原因になってしまいます。
女子なら可愛いメイクやファッションをしても、どこか不機嫌そうに見えてずい分損をします。
スマホ老眼の対策は、スマホを長時間使用しないようにするとともに、、メガネやコンタクトを利用して、目に負担をかけないことです。
すでにできてしまった眉間の縦ジワには、美容液などをたっぷり塗り保湿をするとともに、蒸しタオルで眉間から目全体をを温めると血行が良くなり、シワが改善できます。
2、潤い不足がシワの原因
水を味方につけることで、シワが改善できます。
水をただ飲むだけでは顔がむくんでしまうので、飲み方に気を付けることが大切です。
朝起きたときと夜寝る前のコップ一杯の水は「命の水」と言われ、生活習慣病などを予防するために重要な水ですが、美容にとっても水の摂取は必要です。
人の体の60%~70%が水分ですが、体内で水分が不足すると身体は内臓機能を維持するために水分が使われます。
肌表面の乾燥は命にかかわることはないので、最後に残った水がお肌を潤すわけです。
お肌は後回しになるので、慢性的な水分不足がシワのもとになってしまいます。
水分の摂取は美容のためにはかなり重要ですが、冷蔵庫で冷やした水をがぶ飲みすると、体全体が冷えてしまうので、なるべく常温の水を摂るようにしましょう。
シワを作らないための水の飲み方
①朝目覚めたらコップ1杯の水を飲むと、睡眠中に使われた水分の補充ができます。
②食事の途中でも水を飲むようにすると、消化を助け、便通をよくします。
③トイレに行った後にもコップ1杯の水を飲むと、出した分の水分が補充できます。
④お風呂上りのコップ1杯の水も汗ででた水分の補充になります。
⑤寝る前のコップ一杯の水は、心筋梗塞などを予防するだけでなく、肌の乾燥を防いでくれます。
3、保湿と乾燥対策をしてこなかったのが眉間のシワの原因
目のまわりや口のまわりは美容液やクリームを塗ってお手入れをしても、眉間や眉は手入れをし忘れる部分です。
ローションパックをするとともに、美容液やクリームを塗るようにしましょう。
眉間のマッサージと眉のマッサージのやり方
美容液やクリームを塗った後のうるおいのある手で、次の様なマッサージをすると成分の浸透がよくなります。
強く押したり引っ張ったりすると逆効果になるので、優しくおこないましょう。
①両手で顔を隠す様に額に手をあてて、10回うなずきます。
②両方のこめかみを押えて、同じように10回うなずきます。
③両手の人差し指を眉頭において、眉間のシワを伸ばす様に指の腹をあてて、10回うなずきます
④最後に人差し指の腹で眉の上を眉頭から眉尻に向けてなぞり、血流を良くします。
4、眉間のシワの解消法あれこれ
医療用テープでシワとり
肌がかぶれやすい人には、おすすめすることはできませんが、寝る前に医療用のテープを眉間に貼っておく方法もあります。
赤い食べ物に含まれるアスタキサンチンがシワを解消
サケやカニ、エビ、筋子などの赤い成分のアスタキサンチンがシワを解消する効果があります。
美容整形外科でシワを取る
眉間のシワが原因で「いつも怒っているみたい」とか「怖い顔の人」などと言われると、精神的にも落ち込んでしまいますが、どうしても眉間のシワを摂りたいなら美容皮膚科でおこなうヒアルロン酸注射やピーリング、光治療などの方法もあります。
まとめ
一旦できてしまったシワは、実はそう簡単に取れるものではありません。
しかし、気が付いた時点でケアすることで、確実に薄くなっていきます。
ただ、気持があせってアイクリームを目のまわりにつけすぎると、目に入ってかすみ目の原因になったり、眉間のシワをとりたいばかりに強く引っ張ると他にシワができることもあります。
お手入れは、ほどほどにするようにしましょう。